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全国キャラバン隊in鳥取

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 ~沖縄意見広告運動・全国キャラバン隊in鳥取~

 5月2日、今期最終となる「沖縄意見広告運動・全国キャラバン隊in鳥取」が倉敷交流プラザで行われました。

 冒頭、主催者より「沖縄では民意として辺野古新基地NO を表明し続けています。しかし、安倍政権は埋めたてを続けています。問題は本土の人間が政府の強行姿勢に意を唱えていないこと。本日を機に沖縄の問題は他人事ではないことを感じていただきたい」と挨拶がありました。

 次に、キャラバン隊の小林さんが「①キャラバン隊の趣旨、②関生の弾圧、③全港湾のストライキの背景」について報告。その後、安次冨さんからは、沖縄の闘争報告がありました。そのなかで「辺野古新基地建設反対を絶対諦めない理由の1つは軟弱地盤であること。もう1つは活断層が走っていること。そして万が一中国と戦争が起こってしまえば米軍はグアムに退去し、残された基地に自衛隊が入りミサイルが飛んできて名護市民が巻き添えを食う。沖縄戦の惨禍が再び現実となってしまう。基地経済よりも観光経済をスローガンに、まずは普天間基地は閉鎖すべきだ。新基地など要らないということこそが沖縄の総意である」と報告されました。

 今こそ本土の私たちが、この危機を自身の問題としてとらえるべきです。

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 ~国民主権が安倍主権に変貌!国民無視の政治家たち~

 沖縄では、県知事選、県民投票、そして衆院補選で「辺野古NO」の民意が示された直後の4月25日、本部港塩川地区からの土砂搬出が開始された。

 この港は昨年9月から10月の台風により岸壁が破損したため、使用が制限されていた。今年3月に修復は完了。3月末には本部港管理事務所が使用を申請していた業者に許可を出した。

 この間、安倍政権は選挙で辺野古新基地に反対する候補者が当選するたび、辺野古の埋め立て工事や高江ヘリパッド建設、そして土砂搬入など嫌がらせのように大きな攻撃を仕掛けてきた。

 安倍政権は塩川地区の港と名護市安和にある琉球セメントの桟橋とを使い、土砂搬出を加速させる構えだ。そこでは、大量の機動隊員や警備員、防衛局職員を動員し、「無駄な」税金がたくさん使われる。そして、暴力的に市民月抑え込まれる。市民がそれに屈せず反対の声を上げ続けようものなら、見せしめのように逮捕・勾留される。彼らは権力を盾にこんな蛮行を繰り返している。

 民の声に全く耳を傾けない安倍政権を打ち倒さないかぎり、この問題は解決しない。基地建設を断念させるために力を結集し、今こそ安倍政権を退陣させよう!


  【 くさり6月号より 】



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